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2009年の収穫!(廃盤CD)

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ALAN PRICE SET – I Put A Spell On You: Decca/Deram Singles A’s and B’s (Connoisseur VSOPCD-316) ‘00
 アラン・プライスはご存知アニマルズのオリジナル・メンバーだったキーボード奏者。『朝日のあたる家』がヒットした直後にさっさとグループを脱退、アニマルズ初来日の際には日本に来なかった。グループ脱退後に結成したアラン・プライス・セットは、プライスのヴォーカルとオルガン&ピアノ、サックス2本、トランペット、ギター、ベース、ドラムスという編成。当時、ブラスを3本も入れたグループはまだ珍しかったと思う。アル・クーパーのBLOOD, SWEAT & TEARS のファースト「Child Is Father To The Man」でさえ発売が68年だ。
 このCDはアラン・プライス・セットの65年~70年のデッカ及びデラムのシングルを集めたもの。当時、日本でもシングルがキング・レコードから1枚か2枚発売された記憶があるが、ラジオで聴いた覚えはまったくない、というくらい日本では受けなかった。売れなかったから中古盤も見たことがない。67年に早くもランディー・ニューマンに注目、ニューマンの『サイモン・スミスと踊る熊』や『マイ・オールド・ケンタッキー・ホーム』をカヴァーしたり、フォーク歌手アン・ブリッグスの『The Time Has Come』をカヴァーしたりと、選曲のセンスの良さが光っている。『アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー』あたりにアニマルズとの類似点が見られる以外、音楽性の違いを見せつけてくれる。やはり、アニマルズ脱退は自然な流れだったと見るべきだろう。ブルーアイド・ソウルからシンガー・ソングライター的な方向に脱皮しようとしていたのがよくわかる。スクリーミン・ジェイ・ホーキンスよりも、むしろニーナ・シモンに触発されたと思しき『アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー』がやはりいい。オルガンをフィーチャーしたインストの『Iechyd-Da』も最高にカッコいい!オルガン・ジャズとしてもかなりの水準いってると思う。たしかこの曲、日本でもシングルのB面に収録されてたんじゃなかったかな。『イッチダ』という意味不明の不思議なタイトルがやけに印象に残っている。夕焼け楽団もやっていたレッドベリーの『おれがカウボーイだった頃』、バカラックの『エニイ・デイ・ナウ』、もちろんランディ・ニューマンのカヴァーもいかしてる。ホーンズをバックに力強く唄われるアン・ブリッグスの『The Time Has Come』も感動的だ。この曲、ペンタングル(アルバム「Sweet Child」収録)もバード・ヤンシュ(アルバム「Bert & John」収録)もやっていた。
 このCD,とっくに廃盤で入手困難となっていたのに、運良く神戸のCDショップのセールで新品を見つけることができた。しかも、格安で!オー・ラッキー・マン!

コメント(2) 

コメント 2

pei

師匠、あけましておめでとうございます。
今年はバート・ヤンシュやアン・ブリッグスを聴きながら新年を迎えましたので、アラン・プライス、聴きたくなってきました。
今年も何か面白い事が出来れば良いですね。  Iechyd-Da !!?
  
 
by pei (2010-01-01 23:20) 

t-42

pei さん、明けましておめでとうごさいます。
今度、アラン・プライスの『The Time Has Come』お聴かせします。
今年はなんか面白い企画をガロートでやりましょう!
よろしくお願いします。
『Iechyd-Da』!

by t-42 (2010-01-02 13:43) 

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